ナンパ師たちのアツい1日〜みんなでお花見編〜
あーーーーーー有名になって美女に囲まれて悠々自適な生活送りてぇ〜〜〜〜〜〜〜〜
どうも!お腹減ったなぁ〜と思って大盛りの定食を頼むと、3口目くらいで「あ、僕そんなにお腹減ってないわ…」ってなります!ちゃーです!!!
いや〜気分がいい!!
なんかね、ナンパ師がいっぱい集まってわいわいできてね!楽しかった!!!
さて、今回のイベントに誘ってくれたのはダナハさん!
まずはこのダナハさんという人の紹介から始めましょうか!!
マネーギラの使い手
ハルカスルーティーンの考案者
スライディングナンパのパイオニア
ダナハ
ダナハさんは、僕が出会ったナンパ師の中でも群を抜いたクレイジーさを備えているお人。
そんなダナハさんと初めて会ったのは昨年の12月。
某橋に颯爽と現れた彼は、僕の視界をジャックした。
パイナップルとリンゴをそれぞれ両手に抱えた男性がこちらに向かってくる。
その男性の胸のポケットには、ペンが2本出番を今か今かと待ち構えている。
(あ、この人本当にヤバい)
そう直感した。
しかし、その見た目のインパクトと異常なまでのハイテンションに僕は笑ってしまった。
一度笑ってしまえば、もうダナハさんのペースだ。
あ〜〜これがナンパされる女性の感覚かぁ〜〜〜
僕は出会ってすぐ、彼に魅了されていた。
そんなダナハさんからのお誘いだ。
必ず面白くなるだろう、この話に乗らない手はない。
すぐに参加希望の意志を伝える。
僕「うち、お花見すりゅ!!」
そして、お花見会当日。
僕は待ち合わせ場所を勘違いしてオロオロしていた。
そんな僕に優しく声を掛けてくれる好青年。
そう、バラマンディ君だ。
彼も待ち合わせ場所を間違えていたようだ。
ダナハさんに連絡をとり、2人でプラプラ歩きながら全力ダッシュで待ち合わせ場所に向かう。
バラマンディ青年が何かに気付く。
バラ君「あ、あれじゃない?集合場所…」
僕「あ?あ〜…」
バラ君の指差す方向を見やると、20人くらいの怪しい男たちがたむろしている。
僕「ちょ、あれは怖いわ…」
バラ君「うわぁ……」
ビビる僕達。
しかし、遅刻組なので申し訳なさそうに合流する。
…
……
鈍く、重たい灰色が空に横たわっている。
幸い雨が降るには至っていなかったが、それでも気持ちのいい天気ではない。
そんな空模様とは対照的に、気持ち悪いくらい晴れ晴れとした笑顔を浮かべるナンパ師達。
いやいやいや、なんなのこの集団。
怖すぎるでしょ………
なんて言ってる僕もまた、その集団の一員だ。
ヘラヘラヘラ〜と笑いながらみんなに挨拶を済ませ、いい感じの場所へと移動する。
持ち寄ったレジャーシートを広げて
さぁ
お花見スタート!!!!
ダナハさん「カンパ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜イ!パーイパーイパーイパーイ…」
いやいやいやいやいや、エコー効きすぎかて。
色んな人とお話をしながら、ゴミを片付けながら、お酒買い出しに行きながら、花見を楽しむ。
テキトーに声掛けもはじめる。
色んな人と即席コンビで声掛けをするのは楽しかった。
降り出した雨も気にならない。
むしろ、水も滴るいい男を演出できて◎だ。
声掛けに疲れたら、ベースキャンプでバドミントンを楽しみ、となりのテントの幼児達と遊ぶ。
昔から妙に幼児ウケがいいのは何故だろう。
精神年齢が近いからかな…?
アイシュ君とコンビでわちゃわちゃ声をかける。
お花見という、浮ついたフィールドではフロントからでも結構オープンする。
まぁ、オープンするだけでその後の展開はないんだけど……
女子トイレの列を見つける。
心の中で(案件ファクトリーやん…)と呟いた。
案件ファクトリーに突撃し、アイシュ君と正3で声掛け。
違和感なくトイレの列に並んだ(つもり)。
周りの視線が痛かったのはきっと気のせいでしょ!
そこそこ和む。が、この案件はノーフューチャーだったのでアイコンタクトを送り、放流。
次の案件を探そうと振り返る。
そこには、僕のタイプ案件がいた。
さっき声掛けしていた案件のすぐ後ろに並んでいたので、一度はスルーしたものの、やっぱり可愛かったよな、ということでUターンして声をかける。
アイシュ君はその間に先程放流した案件に再度声掛け。
目の前にはアイシュ君と先ほどの案件。
そのすぐ後ろに僕とタイプ案件。
僕「いやいや、列並んでる間って暇やんね」
案件「え、あっ、そうですね」
僕「そんな隙間時間を楽しませるエキスパートやから任せといて!!」
案件「ずっとこうやってナンパしてるんですか?」
僕「え、そんなわけwwwwwwww」
案件「いやいやいや、さっき目の前の人にも声かけてたじゃないですか!」
僕「…」
放流!!!!!
そりゃそうなるよね!!!!!!
疲れたのでベースキャンプへ戻る。
色んなナンパ師の方々ともお話させて頂いたはずだが…一番印象に残っているのは猿○(本人に許可取れてないので伏せ字にします)さん。
Twitterでちらほら見かけて気にはなっていたが、会ったことのなかった人。
まさか、まさかあんな感じの方だったとは……
見た目は予想だにしていなかったタイプだったが、話してみるととても気さくで優しい方だった。
好き。
そんなこんなで日も暮れ、花見会は終了へと向かう。
僕の戦績は、というと1ベースキャンプ連れ出しノーバンゲという惨憺たる結果。
だってベースキャンプ連れてったらクッソアモッグくらうやん?
戦意喪失するよね〜!!
なので、いっそ、ソロで花見箱を徘徊してみる。
ほとんどが2人以上のグループ案件だったが、ソロ案件もちらほらいる。
ソロ案件を中心に声をかける。
僕「あ、ちょ!!ごめんごめんごめん!傘入れて!」
案件「!?」
僕「向こうまで連れてってや!」
案件「いーよー!」
やはり、みんな酔っぱらいなので簡単にオープンする。
僕「え、まって、お姉さんどこむかってんのこれ?」
案件「自分達のテントやけど?」
僕「そうなん!拾ってくれてありがとう!!責任持って飼ってな!!わんわん!!!」
案件「wwwwいいけど、男の子もおるよ?」
僕「飼い主がいっぱいおるってことな!わかった尻尾振っとくわ!!」
案件グループのテントに辿り着く。
結構イカつめのお兄さんたちがいた。
構わずテントにお邪魔し、BBQコンロで暖をとる。
お兄さん「え、誰?」
僕「そこのお姉さんに拾われました!よろしくお願いします!わんわん!!」
お兄さん「ん、あっそう。肉、食うか?」
お兄さん、強面やったけどめちゃくちゃ優しかった。
もらった肉が焦げてなかったら完全に惚れてるところだったぜ…
なぜか男衆と主に仲良くなりテントを後にする。
うん、何も生まれなかった。
ノーバンゲ、ノー即。
ナンパ師としてはクソな結果。
とぼとぼとベースキャンプへ帰ると、何故かダナハさんのカッコイイズボンがビリビリに破れている。
僕「え、なになになにwwwwめっちゃ破れてるやないですかwwwwwwww」
ダナハさん「スライディングしすぎて破れたwwwwwww」
僕「は?www」
ダナハさん「見て!膝擦りむいてんねん!!wwwwwwwwwww」
僕「ちょ、グロイグロイ!!wwwwwww見せなくていいですてwwwwwwwwww」
高い代償をいつの間にか払っていたダナハさんと、いい感じに酔っ払った参加者様方。
大半の人は既に目がイっちゃってる。
こんなことで、この後の飲み会、どうなっちゃうの~~~~!!!!
ずぶ濡れになり、肌に張り付いたシャツを引っ張りながら空を仰ぎ見る。
相も変わらず、空には灰色が横たわっていた……
次回、ナンパ師たちのアツい1日〜飲み会、そして「僕、終電で帰りますから」はフラグ編〜
サービスサービスぅ!